ダイアリー9

9月10日(月) 晴 21度〜25度 <一週間>
稚魚の池揚げまで一週間となりました。青みがかった池水から見る限り、稚魚たちは順調に成育しています。今年の天候を振り返ってみると、6、7月と「ITS 梅雨」という時期が続き、その後は「まさに猛暑」の日々。未だに残暑が続いているわけですから、日本全国の今年の鯉屋さんの稚魚はさぞかし大きいのではないでしょうか。最終盤での失敗は許されませんので慎重に池を見て回る管理人でありますが、今のところ「落ちる」様子も無く、体調を崩しそうな様子もありません。安心はせずに見守るつもりです。さて、本HPですが、ブログ以外に更新されていいることがほとんどありません。本格的な販売はしていませんし、施設も大分様相を変えているもののこちらも写真の入れ替えなどはしていません。管理人の紹介に到っては、年齢もとどまったままです。稚魚池、二歳立て以上の野池の池揚げが済み、ひと段落しましたらリニューアルするつもりでいますのでご容赦下さい。


9月5日(木) 晴 23度〜29度 <振り分けの難しさ>
今年の稚魚のうち、特にデキの良かった一面がありました。デキが良かったというか捨てるものが少なかったという表現が正しいのですが、この一面だけは、10日ほど前に体調を壊し、に池揚げを行い、塩水浴をし、2,3日で完全に復調したのですが、外の稚魚池に戻しても、数週間ほどしか変わらないとの判断からそのまま室内池に止めておくことにしました。現在、35トン池3面に280匹前後ずつ放され、日に日に大きくなっているのが現状です。3つの池に分散したころは、小さくて広々としていましたが、体が大きくなると現状で、「適当かな」という感じです。その池の様子を見ていてふと思いました。これから池揚げされてくる稚魚の数は、約300匹×13面で約4000匹ほどとなります。現在室内にいる稚魚よりも体の大きいであろう稚魚池は13面のうち5面あります。室内の稚魚育成用の池は限られているため、どのように振り分けるべきか、頭の痛いところです。思い切った選別をするか、二軍池をつくり、そこだけ密飼にするか、少し時間をおいてから選別を早めにするか、いくつかの選択肢はありますが、まあ、あと二週間悩み続けます。


9月3日(月) 晴 21度〜30度 <格差・・・>
稚魚の池揚げまで2週間となりました。依然として暑い日々は続いていますが、稚魚池がある場所は、山の頂。いつ急に寒くなってもおかしくはありません。「もう少し外で育てたい」という希望を持ちつつも、再来週には予定通り池揚げを実行するつもりです。当然のことながら、池揚げと同時に室内池に入ることができない鯉も多数出てきます。一次、二次選別の比ではないですが、数百匹の鯉が駄目になってしまうわけです。仕方が無いことです。良い鯉を作るにあたっては、かなりの犠牲を払わなければならないという現実があります。
人間の社会でも(鯉のように生命の危機とまでは言いませんが)軽い程度で起こっているのが現実です。「格差」と言われているものかもしれません。まあ、一言で片付けるのであるならば、「仕方が無い」ことです。


8月31日(金) 曇時々雨 21度〜28度 <もうすぐ>
稚魚の池揚げ日程が決まりました。9月17日、18日と祝日を利用してとりおこなう予定です。稚魚池が(30分ほど離れた)2箇所に分散されているため、二日に分けて行いますが新しく作った池はとても便利に出来ていますので、9面くらいならば半日で全て引き終わってしまうかもしれません。進行状況を見ながら作業をするつもりです。今年は紅白がメインとなり、大体どのペアリングが成功なのか、不成功なのかは把握できているので、大きさごとに分けて5面の室内池に入れる予定となっています。一面当り、選別後、250匹程度残るでしょうから、おおよそ3500匹前後の稚魚が池から揚げられてくる予定です。35トン池4面と70トン池1面に入れるわけですから、はじめのうちはかなりの薄飼になることでしょう。今年の当歳は結構大きくなるかもしれません・・・・。


8月27日(月) 晴 21度〜30度 <生の迫力>
世界陸上真っ盛りですが、管理人も中学時代に陸上競技に勤しんでいまして毎日楽しみながらテレビを見ています。(TBSのくだらない演出だけは勘弁して欲しいですけど・・・)
息子と二人で女子10000mを見ていて、(小学校高学年の)彼の50mのベストを聞くと、8秒ちょっととのこと。クラスでは早い方らしいですが、その50m全力疾走を、400m走ったとして1分4秒かかります。9600m走った先頭ランナーが最終周回の400mを60秒ほどで走り抜けたことを考えると、世界の陸上のすごさを実感します。間近でみていたら鳥肌が立つほどの速さなのではないでしょうか。男子100mなんてものは、人間離れした人間が8人走るわけで、遅まきながら見に行けば良かったと後悔しています。鯉も同様でしょうが、生で見ることの大事さは見たものでなければ味わうことが出来ないものなのでしょう。
さて、最終選別を行い、翌日に体調を壊してしまった池が一面だけありましたが、予想通り、(塩漬け)1日ほどで完全に体調は戻りました。ただ、稚魚池もあと3〜4週間ほどで池上げになることですから、もう、外の稚魚池には戻さず、室内の40トンを3面使い、育てることに。40トン池1面当り250匹ほどですから暫くは伸び伸びです。塩とエルバージュのまきっぱなし薬浴も行いながらですが、外に負けない位大きくなることでしょう。緑色に染まった外の稚魚池とは違い、室内池は透明なので毎日稚魚たちを覗く楽しみが一つ増えた管理人であります。


8月24日(金) 晴 21度〜30度 <典型鯉ではないけれども>
来週の火曜日に、旧池の一面を選別し、今年の稚魚池での選別は全て終了します。何かしら哀愁も感じ、楽しさの一部を剥ぎ取られたような気分に浸っております。さて、昨日の選別中に感じたことですが、親の質を受け継ぐのは何となく理解できていましたが、型付まで同じような傾向があることを感じました。神楽系のオスをかけた紅白ですが残す鯉のほとんどが、品評会に強い三段や四段の教科書に出てくるような模様ではなく、背鰭付近に大きく白地を持ち、その周りを緋盤が囲っているような華やかな模様のものが、一面だけですがたくさん出ました。管理人の好みも’華やかさ’を持った鯉ですので、当該池の選別はワクワクしながら行っていた次第です。
昨年と同じようなスケジュールで進むならば、池揚げまで一ヶ月を切っています。かなり楽しみにしている管理人であります。


8月22日(木) 晴 24度〜29度 <途中経過となってしまいましたが>
昨日から’ほぼ’最終選別を始めました。今日もその予定でしたが、急遽中止に。(5面選別したうちの1面だけですが)選別した稚魚の状態が変わってしまい、塩漬けしました。とりあえず、様子をみることに。恐らく、(希望もはいっていますが)たいしたことは無いでしょうから、明日、他の池に問題なければ残りの4面を仕上げてしまうつもりです。
選別も、4次、5次ともなると、いよいよ良し悪しがハッキリしてきます。特に今年は紅白がメインなのでなおさらかもしれません。昨日も5面の選別のうち、4面は紅白でした。はっきり言って「平均的に合格点」というものは不要なのがこの業界です。60点、70点の鯉がたくさんいるよりも、「抜けているもの」が数本いるほうがありがたいです。
そこで、話を戻すと、昨日の選別では、紅白4面のうち、2面は「・・・・」とうなってしまう感じ。「抜けているもの」はいることはいるのですが、数的に「・・・・」です。残りの2面はニッコリしながら選別をしていました。「こんな選別ならば、一日中していてもOK」ってな感じです。質が良く、テリが有り、型付もボチボチ。はじめの2面がそれぞれ300ずつほどしか残らなかったのに対し、後の2面はその倍程残した感じです。恐らく、来年立てられる鯉のほとんどはその2面(それと、同じ腹で旧池にいる3面も)に集中しそうです。意外だったのが三色。管理人は選別前に諦めていました。「池上げに20本残れば・・」と思っていたくらいですが、予想を覆し、なかなかの出来具合です。数は一面のみ200ほどですが、楽しみが残る手ごたえを感じています。


8月20日(月) 晴 22度〜28度 <S?>
連日の暑さ、太陽が高く上ると稚魚池の水温も30度を軽く越してきます。室内池は、少しでも日陰を作ってあげようと天井に天幕をしましたが効果はイマイチ。室外以上に暑いかもしれません。外の稚魚たちは丈夫です。餌食はバツグン。グングン成長し、明日の選別がむちゃくちゃ楽しみです。
さて、現在行われている高校野球ですが、炎天下の中で連日の熱戦を繰り広げています。管理人もスポーツ大好きなので、ついつい観てしまいますが、「狂気」としか言いようがありません。今年のように猛暑が続き、35度超えがほとんどの中で試合をさせる主催者に大きな疑問を感じます。某高校の監督が熱中症にかかるという報道がありましたが、選手はどうなんでしょう。もっとひどい状況に追い込まれていると思います。解説者が「気迫あふれるプレイ」と褒め称える言葉を聞いたとしても、これだけ暑かったら、気力しかないでしょう。どちらかというと、純粋にプレイの高さを楽しみたい管理人としては、大阪ドームでの開催やナイトゲームの導入、大会開催期間の延長を提案します。(まあ受け入れられないことは間違いないでしょうが・・・)
暑い中で、苦しみながら野球をしている高校生の姿に感動するのは少し「S」が入っているのかも・・・。間違いなく、甲子園は異常な大会です。極々普通に考えれば、炎天下で連投するピッチャーには「ドクターストップ」をかけるのが当たり前と考えるのは管理人だけでしょうか。いつか誰かが犠牲にならないと分からないのかな。


8月17日(金) 晴 22度〜32度 <すごくいいかも・・・>
お盆休みをはさみ久しぶりの更新となります。連日ニュースで取り上げられる中、当倶楽部の稚魚池も暑いです。山頂の稚魚池も直射日光をまともに受けるため、日が昇っている時間はどんどん水温が上昇していきます。数日間、稚魚池を見ることが無かった管理人でありますが、久しぶりに見る稚魚池は、綺麗なグリーンに染まっていました。全ての池に水車を付けているために酸欠の心配は無いです。そして餌食いも人間は夏バテ気味なのに対してすこぶる順調そのもの。緑の水は結構快適なのかもしれません。新水は僅かながら足し続けていますが、本当に僅かです。来週の火曜日から最終の選別に入る予定ですが出来栄えを今からとても楽しみにしております。


8月10日(金) 20度〜30度 <流石に暑いか・・・>
稚魚池の場所は山頂にある(当倶楽部ではテッペンチョの池と言っています)ため、平野部に比べると風があり、気温も2,3度低めです。それでも直射日光は全開に当るため水温は30度近くに達し、流石に稚魚たちも潜って出てきません。最近の日当たりのせいか、水も若竹色になり、透明度は20cmくらいです。日中は大丈夫でしょうが、陽が沈んだ後の酸欠防止のための水車は一日中回りっぱなしです。1日に4〜5回の給餌、1面当り300〜600程度の薄飼という条件が重なり、既に15cmを超える稚魚も珍しくありません。お盆休みが終了した後、最終選別を行う予定です。この選別が今年最後の(第一フェース稚魚の)選別となり、その後は約1ヶ月間のんびり伸ばすつもりでいます。できれば久しぶりに写真に収め、本HPでもご紹介できたらとも考えています。


8月8日(水) 20度〜28度 <生産性>
昨日、一昨日と選別を行っていました。第1フェーズの紅白で数が未だ多い(3選目の)6面と第3フェーズの紅白(1選目)1面です。計7面を2日間で行いました。管理人を含む3名でほとんどをこなしたわけですが、一日目には強力な助っ人一名の方にもご参加戴き、「さくさく」と作業は進んでいきました。3選にもなると今年の稚魚の良し悪しは分かってくるものです。管理人が好きな鯉というのは、この時期、油絵具の暗い感じのオレンジで艶がある緋が好きなものですから、そのような質のものが何本いるかで良し悪しを判断しています。3選の6面のうち比較的そのようなものが「ボチボチやね」というのが4面、「まあこれくらいいるかな」というのが1面。「これしかいないの」と嘆くものが1面でしょうか。ほとんどの稚魚池は1面当り300〜500程度に数が絞られてきていますので、現在の時点の大きさは、昨年と比べると雲泥の差があります。大きく質の良い紅白は数的には昨年よりも多く揚がることでしょう。
さて、首題の件ですが、当倶楽部は、昨年に比べ稚魚池を9面増やしました。産卵前には、「今年の夏は毎日が選別」と喜んでいた管理人ですが、給餌、選別の回数を昨年より増やしたにもかかわらず、又、途中、病気に罹り、一旦室内池で塩漬けにするといったことなどもありましたが、専属で鯉を管理する方1名を雇ったことにより’忙しさ’を全く感じません。普段の給餌や室内池の管理などは、基本的に1人いれば全てをまかなえてしまいます。「選別多忙」を期待していた管理人にとっては少し拍子抜けした感があります。あと10面や20面稚魚池、野池が増えたとしても全く問題なく管理できそうな感じです。何を言わんかというと「専属」のすごさを感じたわけです。そこで考えたのが、農業の問題。(鯉も内水面業という第一次産業ですが)現在の政策では大規模農家を優遇しようとしています。それに異を唱え、圧勝したのが民主党。はっきり言って「どうなの?」っていう感じです。当倶楽部で働いている従業員曰く、「もし、農家だけしていればいいのであるならば、4町や5町くらいの水田は楽に管理できる。ただ、実際には自分は4反ほどの田しか持っていないため兼業にならざるを得ない」とのこと。また、某新潟の鯉屋さんに聞いたところでは「新潟の専業農家は最低10町分くらいは耕作している」と。要は専業でする人間がいれば極めて生産性が高いということです。中途半端に兼業で農家をすると、機械の能力を十分に使いきれないし、仕事の合間に時間を見つけなければいけなくなり生産性は格段に落ちるわけです。生産性の悪い仕事をするわけですから、苦しくなるのは当たり前。それを「所得補償する」などという方が、一所懸命農業に従事してきた方に失礼です。農業には普通の人は転職できません。国が農家と認定してくれません。例えば、遊休農地で農業をしようとしても、貸してもらえるのは、農家だけ。普通の人が意欲を持って、田んぼを作ろうと思っても農家ではないので貸してもらえません。新規参入が最も規制されている業種の一つですから、衰退してしまうのは仕方が無いことです。保護政策は、少しの間は効果がありますが、国策会社の経営が必ず悪化する例がほとんどのという歴史を振り返れば、(自由に競争させるために)「政策は何もしない。干渉しない。保護しない。」と訴える勇気が必要と思うのは管理人だけでしょうか。(また悪い癖が出ました。悪しからずご了承ください)


8月3日(金) 曇 24度〜27度 <一安心>
台風の影響により、山の頂上にある(今年増設した)稚魚池の水面は幾分大きめの波が立ち、キラキラしている感じがします。この池は、前述の通り山の頂上にあるため、人為的にポンプで汲み上げた水を入れる以外、新水の補給は雨だけになります。今年の梅雨は雨が多かったとはいえ、当該場所に降った雨はトータル200mm程度でしょうから、20cm分の水が入れ替わっただけです。いったん水を張った後は、ほとんど水を足していません。山の池のように池の下から湧き水が出てくることは、底がゴムシートで覆われているためにこれも全くありませんのでまさに、’溜め水’状態です。この池を使用する前は、新水を多量に補給をしないと、稚魚池の水が汚なくなりすぎるのではにかと心配したものですが、全く問題ありません。むしろ、日差しがきつくなるにつれて、水が若竹色の綺麗な水に変身しつつあります。もちろん、毎日、4〜5回の給餌は続けていますが、これを浄化してしまう循環が出来上がっているように思います。300m下の井戸水を汲み上げて使用している当倶楽部にとり、水は非常に貴重なものです。稚魚池に使用する水量がことのほか少なかったことは嬉しい誤算です。


8月1日(木) 晴 16度〜29度 <サングラス必須>
毎日飽きもせず稚魚池を覗く管理人ですが、サングラスは必須アイテムの一つであります。水面からの光の乱反射を抑えてくれるためか、魚をはっきり見ることが出来ます。色が透明でないため、正確な色が見えないところが欠点ではありますが、外だけでなく室内でもサングラスをかけた方が容易に鯉を確認することが出来ます。お勧めの方法ですので一度お試しください。
さて、新しい鯉を池に入れるには勇気がいるものです。管理人は2箇所の鯉屋さんから、3ヶ月前(以下「みつき」と呼びます))、2ヶ月前(以下「ふたつき」と呼びます)に購入し、当倶楽部へ持ってきました。もちろん前からいる鯉と直ぐに混ぜるわけにはいけないので、みつきは検疫棟で試験鯉と同居。ふたつきは隔離水槽で倶楽部の中羽鯉と同居させました。みつき、ふたつき共にKHVの検査は受けていたそうですが(特に、みつきはニ度検査したらしいです)、それでも心配な管理人は、みつきの試験鯉を再度、検査に出しました。本日結果が明らかになり陰性とのこと。それでも心配なので、今日から、みつきとふたつきを同居させ、さらにそこに以前から当倶楽部にいるメスの紅白を同居させました。あと、2、3週間様子を見た後、問題が無ければ本池に移すつもりです。99.9%大丈夫だとは思いますが、残りの0.1%に迷いが生じています。ふたつきは来年の親になるため、親鯉池に入れるため慎重に慎重を期しているわけです。


7月30日(月) 曇 19度〜22度 <5万ヒット!>
参院選も終了し、管理人もテレビに釘付けとなる一夜を過ごしました。結果に対するコメントは語りだすと長くなるので、一言だけ言うと「議員の平均年齢が下がって良かった。」以上です。さて、首題の件ですが、当倶楽部も、4年目に突入しているわけですが、HPに対する皆さんのH@t件数も5万に近づいてきました。途中2万ヒットでも鯉を提供させていただいたのですが、今回も節目に紅白をプレゼントさせていただきます。ちなみに、プレゼント鯉は本HPの表紙にしばらくの間掲載します。鯉の詳細は、昨年の自家産の紅白で(現在)45cm前後のオスです。
野池には入れず、40t水槽で同歳の20本と仲良く飼育されております。見ての通り模様の綺麗な鯉ですので、個人の趣味で十分に楽しめるものです。応募方法については5万ヒットした画面を管理人までメールください。何らかの都合により、該当者が複数現れたりした場合には、管理人の独断で決定させていただきます。


7月29日(木) 曇時々晴 22度〜25度 <大きい>
人間の平均身長のことについてネットで調べてみると、世の中「身長ビジネス」ってやつがたくさんあることに驚いています。本当に伸びるかどうかは不明ですが、悩んでいる人は結構いるみたいです。管理人は、逆に平均よりも1割高い身長なので「伸びすぎたこと」を悩んだ時期があったくらいです。まあ、仕方が無いので、現在は全く悩んでいませんが・・・。
さて、当倶楽部の今年の当歳は、かなり大きくなるような気がします。現在は、ろうそくに一部罹ってしまい足踏み状態ですが、池一枚当り、300〜1000匹ほどの薄飼状態を続けています。薄く飼うと、鯉もよく分かり、選別も非常に楽です。恐らくお盆前に、(池上げ前の最終選別を行い)一枚当り300前後に減らした後、2ヶ月ほどじっくりと育て上げていきます。大きさだけを言えば、昨年の倍はある勢いです。計画では、(1枚当り300匹×14面で)4000匹程度で池上げをし、選別後3000ほどで加温飼育を始める予定です。その後選別を繰り返し、最終的には来春に、2歳立てが500ほど残ればと期待しています。まあ、予定通りにはなかなか行きませんが、これが理想的なシナリオでしょうか。


7月23日(月) 曇のち晴 <梅雨明ければ何とか・・・>
先週は後半から新潟、関東遠征に出かけ、このダイアリーは休止状態となりました。(管理人の親戚がたくさんいる)柏崎へお見舞いと少々のお手伝いのつもりで行きましたが、幸いなことに、同じ柏崎市内でも山手に存在していたために被害は想像していたほどでなく、怪我人もいなかったものですから取り合えず安心しました。当然のことながら、柏崎には宿泊施設が無いために、小千谷郊外の温泉宿に宿泊しましたが、ここも震度5程度の地震に襲われたそうです。ただ、実害は皆無だったようです。旅館の責任者の方と話をすると、前の地震の時には、天井から照明が落ちてきたそうですが、今回はグラス一つ壊さなかったとのこと。「(震度5くらいでは)たいしたこと無かったです」と感想を洩らしておられました。恐るべき感覚です。「前の地震は本当にすごかった」とその言葉から感じました。鯉屋さんの被害もそれほどではなかったようです。少なくとも、管理人の知り合いの鯉屋さんには被害はありませんでした。残念ながら、当倶楽部が新潟で借りている5つの野池のうち、大きめの鯉16本が入っていた2反ほどの野池がひび割れしてしまい、今後の危険性を考えると使わない方がベターという結論に陥り、別の池に(16本)全てを移しました。いずれにせよ小さな被害です。
稚魚池では梅雨が明けたようで、いよいよ入梅シーズンの病気ともさよならできるのかなと少し嬉しく思っている管理人です。


7月18日(水) 雨後晴 19度〜24度 <これまでの成績>
第三ラウンドで産卵させた毛仔たちは未だ第一選別まで2週間ほどの期間を必要としますので判断できませんが、第一、第二ラウンドの稚魚たちは既に2選、3選を終了しました。これまでの成績を統括してみると、紅白は現在、(愛称)頂上池に6面、(以前から使用しているこちらも愛称)丸山池に5面の計11面に放たれていますが、A評価を与えられるのはそのうちの6面、B評価は3面、C評価は2面といったところでしょうか。A評価の理由は、1選では型付の割合が良く、2選では緋にテリが出てきて質も良かったことで評価しています。B評価は、数量はいるものの、型付率は普通、質も数本はいますが、「これだけ数がいるならばそれくらいはいるであろう・・・」という感想。C評価に到っては、現在2面のその池は2つのペアリングがミックスされており、数を多く入れた、ペアリングは1選で型付は良かったものの、2選では緋がにじんでいるような印象を受け、質に疑問符。少ない方のペアリングについては間違いなく、模様、質もgoodなのですが、何せ数が少ないために、全体評価としてCに落としました。そうは言っても、池からあげるまでにはまだ3ヶ月ほどの期間があるわけで先は分かりません。じっくりと先を見て行きたいと思います。
なお、採点が甘いのはご容赦の程。

7月14日(土) 雨、雨、風 19度〜24度 <早い対処>
嫌な予感は的中し、昨日、紅白の稚魚が何となく変になりました。水面付近を鈍く動きは、まさに3日前の三色と同じ初期症状です。「ろうそく」という名前がつく病気らしいですが、今回は迅速にことを進めました。まだ、池に入れてから20日に満たない小さな稚魚ですが、網で掬い上げ、塩漬けすることに。その作業を、(症状に気づいてから)数時間の内に終わらせました。結果は三色とは全く異なります。数匹は落ちてしまったものの、これは網を引くわけですから(小さいことも考えると)仕方が無いことです。今朝、落ちている稚魚はほとんどおらず、早めの対応が奏功したものと思われます。この稚魚は、昨年も産卵し、良い結果を残したペアリングなので、現在の当倶楽部のメイン腹となります。「もし、三色のように壊滅的打撃を受けたならば・・・」と考えるとぞっとします。池も、網も、胴長やバケツなどの小道具にまで全て消毒し、作業を終えました。取り合えず稚魚は、数日間室内池で過ごす予定です。稚魚池がこなれてきましたら又戻すことになります。なにわともあれ「やれやれ」です。


7月12日(木) 曇時々雨 20度〜25度 <色々とあるものです・・・>
梅雨の晴れ間がいとおしい天候が続きます。雨のおかげというか天候が原因だとは思いますが、当倶楽部では稚魚池2面が壊滅的な打撃を受けました。両面ともに「何となく水面付近を泳いでいるな」と感想をもちつつも、「少し様子を観る」という判断が甘かったようです。このような場合、直ぐに掬い上げ、塩漬けにしなければならないようで、半日〜1日遅れると、後の祭り状態となってしまいます。そのあおりで、趣味というか、紅白だけだと寂しいのでと思って作った三色はほぼ半減です。現在、治療中の稚魚が何本残ってくれるか、それに期待するだけです。”原因は何ぞや?”と探るわけですが、なかなか思いつきません。梅雨の季節、雨が続く日は、餌を極力抑えることくらいしか予防策として浮かんできません。「コイパーク」さんのダイアリーで自動給餌機の記述がありましたが、今年の当倶楽部は、人員が増加したため、かなり正確に餌をやり続けました。雨と言っても、時間が来れば餌を撒きに行きました。鯉の給餌は人間が行きたくなかったら止めるくらいのいい加減さが良いのかもしれません。状態を見ながら、少なめに餌を与えることが鯉の健康にはちょうど良いのかも・・・・。


7月9日(月) 19度〜24度 <梅雨>
梅雨らしい梅雨です。毎日が梅雨空。当倶楽部の新稚魚池は、山の頂にあるために日当たりは最高なのですが、何せお日様が出てきません。太陽光が無いと植物性のプランクトンの発生も鈍く、その次に表れるミジンコなどの動物性プランクトンも発生してきません。言い換えれば水がなかなか出来てこないというところでしょうか。3rdラウンドで産卵させた昭和は将に梅雨時期に孵化したものであり、少し過酷な状況にあります。餌となるミジンコの発生が鈍く、成長も今ひとつ遅いような気がします。それに引き換え、同じ3rdラウンドでも、昭和よりも1週間ほど前に孵化した紅白は、好調そのもの。梅雨前にミジンコが発生しており、雨水が適当な良い新水代わりになっているようで、ミジンコの増殖率もよく、すくすくと大きくなってきています。もしからしたら、梅雨前の産卵というのがベストなのかもしれません。 
1stラウンド、2ndラウンドの三色、紅白たちは、いままさに2次、3次選別の真っ最中です。ここから選別は一気に楽しくなり、幸せな気分に浸っている管理人であります。


7月7日(土) 曇、小雨、晴 19度〜22度 <事故とは・・・>
昭和のオスが死んでいるとの報告を受けました。原因は、循環のためのパイプに頭を突っ込んだ状態だったそうで、非常に残念です。少し弱っていたのかもしれませんが、当倶楽部の同パイプには全て円盤がかぶせてあります。底に溜まった水を広い範囲で集めるためですが、その円盤の足の部分のネジが取れてしまっており、円盤が移動してしまい、パイプがむき出し状態になっていたようです。死んでしまった昭和ですが、自家産ではなく、オス親として新潟で購入したものだったのですが、今年の産卵には使用しておらず、結局、子孫を残すことなくこの世を去ってしまいました。鯉は生き物で、鯉が動く器も人が作ったわけですから事故は付き物です。その昭和は一昨日は管理人が生存を確認していましたが、広い池で、(その昭和が)いないことすぐさま発見した当倶楽部の世話人もたいしたものです。何せ、約160トンの池に20本ほど泳いでいるのですから。浮いているならまだしも隠れていた状態を見つけるのはよほど細かい注意を払わないと出来ないものです。


7月4日(水) 曇時々雨 22度〜25度 <何でもあり?>
管理人が鯉屋さんになろうとしたきっかけの一つに水処理への知識、興味があります。かれこれ10数年、水処理とは付き合っているので、汚水の浄化システムに関してはそれなりの知識を有しているつもりで、この知識を他の分野でも生かしたいという思いも一端にありました。(結論から言うと、仕組みは方法、手段は同じでしたが、水を処理する目的というか水を作るという思想が違っていましたが・・・・。)ただ、肝心要の錦鯉の知識が微弱であったために、直ぐに開業というわけには行かず、現在まで3年間、知識充電中というところでしょうか。
ところがです、今朝のニュースを見ると、防衛省の大臣が小池百合子とは・・・。彼女はこの間まで環境大臣で、もともとはニュースキャスター。その方がいきなり、この日本の防衛戦略のトップになってしまったわけです。そりゃ、防衛省の官僚の方になめられるのは間違いありません。当たり前です。管理人が役人ならば、見下します。鯉屋の世界で言うと、それまで鯉の飼育をした経験の無い方が、綺麗だなと思って鯉屋を開業したようなもの。そこで買おうとは絶対に思いません。お客さんになめられるだけです。当然ながらプロになるためには、経験と知識の
たくわは必須でしょう。
要は、日本の大臣なんてだれでも構わないということでしょうか。「何でもあり」とはまさにこのことです。憤りを感じる前に「恥ずかしい国」になっていると思っているのは管理人だけでしょうか。いまごろ、諸外国は笑っています。


7月3日(火) 曇、晴、雨 21度〜25度 <疲労困憊>
錦鯉飼育にハプニングは付き物です。1週間程前に稚魚池に放した2NDラウンドの紅白の(ひとつの)池の調子がおかしくなりました。同じ毛仔を育成している某鯉屋さんは順調にすくすくということなのですが、どうやら梅雨の時期に罹る’浮腫症’と言うやつらしいです。水面の近くを力なく泳ぎ、落ちる稚魚も多数見られました。直ぐに塩漬けしてしまえば回復するらしいのですが、何せ未だ体長は2cmほど。網で寄せるわけにも行かず、結局、その稚魚の育成はスパッとあきらめました。他の池にも伝染するのも嫌なので、塩素で消毒後、池の水を全て流し、新たに新水を入れる作業を開始。当該池には本日黒子選別した昭和を入れ込むつもりです。消毒した後なのでミジンコの湧きはあまり期待できませんが、どうにかこうにかがんばって育てるつもりです。(駄目だったら仕方が無いです・・・)
ところで、その黒仔選別をバキュームを使い行いましたが、感想は「疲れる」「面白くない」「肩がこる」「暑い」とはっきり言って二度としたくありません。来年まで1年間はしなくていいと思うと嬉しい限りですが、つまらないものです。今回は自然産卵で生ませた毛仔たちですが、ことのほか多く孵化し、黒子率もボチボチだったために3人で2万ほどの黒仔を拾いました。今でも黒子が目に浮かんで来ます。「2万拾った」という結果は満足していますが、本人たちがやったからいいものの、アルバイトに任せられるような仕事では無いなとつくづく感じた管理人であります。


7月2日(月) 19度〜23度 曇時々晴 <本日も選別なり>
本日も選別でした。但し、既に第2選となるため効率は数段アップしています。2面の池の紅白の選別は、開始から終了まで3時間ほどで終了しました。2選ともなると、稚魚の大きさは大きいもので10cm近いものもありますからとても楽ですし、模様も徐々にハッキリしてきているので楽しさも倍増しています。かなり率の良い池のため、4割から5割程度残したと思います。未だ、1500匹ほど残っていそうなので両池共に、後1,2回選別はしなければいけないでしょうか。明日は、先週に自然産卵で生まれた昭和の黒子選別を行う予定です。バキュームの選別機械を使用し、3人で5000匹ほども取れれば十分だと思っています。昭和は池が一面空いていたためについでに取るだけなのでそれほどの期待はしていませんが、メスは体のボリュームには欠けるものの88cmの質の良いメスを使いました。オスも紅質、墨質の良い65cmをかけています。試験腹ですが、楽しみなことは楽しみです。


6月29日(金) 曇 22度〜25度 <不思議な池>
選別はスケジュール通りに順調に進んでいます。同じペアリングの毛仔でも池によってデキが大きく異なる時があります。3年目を迎えた稚魚池の中で、一番高い位置にある池は、3年連続で、凶作の池となっています。1年目は昭和、昨年は三色、今年は紅白と品種を変えて育ててきましたが、いずれも2選目ころになると、全体の数が減り、しかも白棒状態。昨日の第2選で残ったものは僅かに2本。それも特別良いというわけではなく、残すとすればこの程度かなというもの。要するに御三家全てが駄目な池です。ところが、その池のオーバーフローは真下の僅か4畝程の池に入っていくわけですが、こちらのデキは過去2年最高でした。狭いにもかかわらず、秋まで大量の稚魚たちが残る豊作状態。分からないものです。


6月25日(月) 晴 17度〜25度 <産卵の難しさ・・・>
快晴。山頂部の稚魚池では、人為的に水を入れること以外、周辺から雨が流入してくることは無いので、さほど水かさが変わるということはありませんでしたが、ただ、上から降った雨だけでも、(毛仔が入るのを待つ)池では幾分水が澄んだ様子でした。稚魚池では、これまで、鶏糞とカニ殻でミジンコを沸かしていましたが、今回は更にドライイーストを混入。一枚当り約500gを投入しました。親ミジンコは散見されるので、この天気と合わせて爆発することを祈ります。さて、標題ですが、新潟で今季第3ラウンドとなる産卵を終わらせました。一腹は、既に昨年とり、今年の2歳立ての主力を成している紅白。もう一腹は、今年初腹ですが、体型、質ともに将来、当倶楽部を背負ってくれると期待して購入したこちらも紅白です。結果は・・・(少し涙です)昨年の主力の紅白は200g程度しか卵を出しませんでしたが、そのうちの30%程度は孵化してくれそうな感じ。ですから約5〜10万の毛仔は孵るでしょうか。もう一つの将来性大の紅白は600gほど卵を出しましたが、孵化の途中で卵が腐りだし、全滅の様相です。上手くはいかないものです。折角苦労して4面の池を空けたにもかかわらず、全てが埋まるかどうか・・・。
昭和を仕込むという案もありますが、こちらは思案中。明日から2選に入りますので、残り具合で、現有戦力の薄飼のために池を使用するか、産卵をチャレンジするかは判断したいと思います。


6月21日(木) 晴 18度〜25度 <梅雨の晴れ間と選別の休み>
選別も一段落し、次の選別の僅かの間ですが’ほっこり’とした気分を味わっている当倶楽部であります。仕事を忙しくこなしていると暇な時間の過ごし方を忘れそうになりますが、テレビのニュースを拝見していると、よくもまあこれだけ事件事故が起こるものです。管理人が興味を持ったのは、ズバリ「牛肉偽装事件」。一部報道によると30数年間も分からなかったらしいですが、その間、ずーっと美味しく食べられていたわけですから、何とコメントしていいやら。牛肉の代わりに毒物を入れたわけではなく、豚肉を入れていたということですから、わざわざ商品を廃棄するまでもなく、ポークコロッケとして少し安くして売ってしまえばいいのにと思うのは管理人だけでしょうか。何も捨てることはありません。それこそ資源の無駄使い以外何ものではないような気がします。ニュースを読む某局のアナウンサーが当該事件について、「私たち消費者は何を信じて食べ物を買ったらよいのでしょう」と大げさに訴えていましたが、自分の味覚を信じて買えばいいと思うのですが・・・・。牛肉と信じてべれば、たとえ豚肉でも牛肉の味がするアナウンサーをテレビに出す方が問題だと思います。中には、「(当該)ビーフコロッケを買って5個食べてしまった。未だ2個残っている」と嘆く主婦の方の映像も出てきていますが、嘆く必要はありません。5個も食べたわけですから残りも美味しく食べてしまえば終わりだと思います。管理人は、以前、「三色から生まれた紅白をどうすればいいか」と某鯉屋さんに聞いたことがあります。このときその鯉屋さんは、「紅白として売ってしまえばいい」と簡単に答えました。今回の件も同種のような気がするのですが・・・。理屈ではなく本質で考えれば、そんなに騒ぎ立てる問題ではないと思うのですが・・・。

6月18日(月) 曇時々雨 17度〜20度 <早い!>
今年の選別作業は例年よりも作業効率が格段にアップしています。実質的に3人で全ての作業を行っているわけですが、選別の手が3つもあると約半日で1面の1選が終了します。新しく造成された池の使い勝手もよく、地引網で鯉を引き上げる時間は、昨年のそれに比べ、約4分の1程度でしょうか。100%人工的に作られた池は本当に楽です。早いといっても選別作業は昨年と同じようにこなしています。日曜日、本日と紅白池4面の選別をしていましたが、(期待値が大のため)「悪いな」と思ったところは一つもありませんでしたが、「良いかも知れない」と思ったのは1面だけです。通常、当倶楽部では1選では5%〜10%程しか残しませんが、そこの池は20%程残ったでしょうか。しかも、緋盤の質が管理人の好む黄色で、一番の期待です。まあ、まだ1選の段階ですから、先はどうなるか分かりません。しみじみと選別を続けていくつもりです。


6月15日(金) 曇時々雨 18度〜21度 <共食いの威力>
今年は二毛作をすることは何度もこのダイアリーで書き記していますが、(来年はしないとも書いておりますが・・・)。二毛作に備え、稚魚が池に残っていると、毛仔を食べてしまうということで選別後、次に備える池については塩素消毒し、どうしても取りきれなかった数匹の稚魚は申し訳ないですが旅立っていただいております。共食いの習性があり共食いをした鯉は強く大きくなるとも聞いていたので、一池だけ産卵が10日遅れの毛仔を餌用に放してみました。結果はというと、当然ながら餌となるべく毛仔もたくさん残ってしまい選別で振り落とされましたが、かなり食べられていたような気がします。何せ、池入れ後40日とは思えない、お腹がパンパンに張った状態の稚魚だらけでした。ある人に言わせると、「普通の餌でここまでお腹を膨らませてしまうと、非常に弱く、網引きの段階で落ちていくものがほとんど。共食いをしている稚魚はその点では、非常に強い」とのこと。確かに、選別のため、池からあげる際に落ちてしまう稚魚はほとんどいませんでしたし、選別後5日経ちましたが、現在も元気よく餌をつついています。餌としての毛仔が残ってしまうのが欠点のため、来年からはしないと思いますが、共食いの威力には驚かされるばかりです。人間の世界でも、(物理的に人肉を食べるということではなく)人を食ったような態度をする方は、なかなかしぶといようです。
<作>給餌量(カップ1杯×4)FD稚魚用2号

6月13日(水) 晴 15度〜25度 <今日も選別>
今日も選別。3日目突入となると夜も稚魚の姿が目に浮かびます。「一次選別が大事」と色々な方からアドバイスされますが、模様もハッキリしていない稚魚の選別は流石に疲れます。選別しなければならない数も膨大なもので、3人がかりでようやく紅白一面を終了しました。何匹残したのか数えるのも嫌になるくらい残しましたが、落選した稚魚たちもバケツ5杯分です。気の遠くなる作業が、これから連日続きますが、日程の都合上、土曜日まで取り合えずストップです。日曜日から連続して行われる予定となっています。
管理人は錦鯉の養殖以外にも本業があります。早朝から夕方まで鯉にかまってしまうと、会社に到着するのが午後5時過ぎとなってしまい、それから溜まった仕事を片付けていきます。多忙って言うのはいい響きです。ダイアリーも仕事の合間に書いているわけですが、目の前には処理しなければならない書類が積んであります。あと5分ほどしてこのダイアリーを公開したところでそちらに手を伸ばすつもりでいます。悩みごとが多い若者に対しては、このよう提案申し上げます。「悩む暇が無いほど仕事をしたら?」と。(分かる方にしか分からない話題ですが)管理人が以前ラグビーをコーチングしていた生徒が、今、人生の苦境に立たされているようで、日々悶々とした生活を強いられているようです。どうぞ当方へ仕事をしに来てください。嫌なことを忘れさせるのではなく、嫌なことを思うことが出来ないくらい忙しく体を使う仕事が待っています。


6月12日(火) 晴 14度〜26度 <無理をするものではない>
「決してあせらないこと」を肝に銘じています。昨年と一昨年のデキが良かったものですから、強欲な管理人は稚魚池も新設し二毛作までするなどと欲張ったか考え方をしました。昨日から三色の第一選別に入っていますが、かなりの量です。朝から晩まで選別をし続け、ようやく一面が終了するといった感じのペースです。更に前述の言葉です。二毛作をするには空いた池に稚魚が存在しないことが絶対条件です。元々水の少ない場所で二毛作なんてするべきではなかったです。水をポンプでひっかえとっかえ動かしています。今年は、もう2腹、紅白の産卵を予定してしまい、親までそろえているため中止がききませんが、来年からは二毛作なんて不毛なことはしません。疲れるだけです。ゆっくりとのんびりと選別ができるように行うつもりです。「三色の一次選別の結果はどう?」とも聞かれますが、難しい難しい三色の選別です。全く分かりません。ベストは尽くしましたが、上手くいったかどうかも不明です。次回の選別時にもう一度確認してみます。三色の選別が本日終了し、明日からは紅白に移ります。三色よりも選別は楽でしょうから楽しく網を動かしたいと思います。それにしても三色の選別は分からないのでイライラする管理人であります。


6月7日(木) 晴 15度〜26度 <順調ですが・・・>
晴天のポカポカ陽気が続き、当倶楽部の稚魚たちも急速に成長し始めています。未だにミジンコが見られるのは少し気がかりですが、餌を食する’ピチャピチャ’という音も聞こえ始め、大きくなった稚魚の姿に取り合えず一安心です。稚魚たちに与えている餌も、メーカーを取り替えながら、どれがベストなのかを調べているところです。現在のところの感想は、「やはり高い餌はそれなりの効果があり、安い餌は・・・・」といった感じでしょうか。餌の成分のほとんどを占めるフィッシュミールは中国から日本へ輸出されているものがほとんどらしく、あくまでも噂ですが、中国製のフィッシュミールにはたんぱく質の量を維持するために様々な物質が混入されているなどという話も聞きます。稚魚の餌の選択の際にはフィッシュミールの輸入元も確かめなければいけない時代が来るかもしれません。
フィッシュミールといえば、ドッグフードなどもその原料として大量に使われています。犬の健康のためには、栄養のバランスが確保されているドッグフードのみを食べさせ、人の食べ残りなどは与えないといったことが常識的に言われています。管理人はそのことについて、一考しました。家庭ごみの大半は、(重量比で考えれば)食べ残しです。何故、食べ残しのものを犬に与えないのか?食べ残しを犬が食べれば廃棄物も減り、ドッグフード代も助かるのではないか?と・・・・・・。家庭から出る廃棄物の問題が議論される中、人間が食べ残したものを、犬に食べさせずに捨てるというのはもったいない話です。管理人の友人曰く、「ドッグフードだけを与えていれば、糞も臭くない。だから食べ残しはあげない。」「人間の食べるものをあげると、栄養のバランスが崩れ体調不良になる」との意見。よくよく考えてみれば、現在の社会は、ドッグフードの方が餌代が安いからあげるのではなく、人間の食生活が狂っているから、それを補正するためにあげているといった感じです。糞が臭いのは当たり前。人間の糞も臭いです。要は、人がバランスの良い食事をすれば全てが解決するわけです。それで余ったものを犬にあげれば、バランスの良い食事から余ったものをあげるわけですから、これもバランスは良いはずです。フィッシュミールなんて食べさせるよりも、普通のものを食べる方が、犬にとっても幸せだと思うのは管理人だけでしょうか。


6月1日(金) 晴 11度〜23度 <現状>

久しぶりに写真を載せます。新設稚魚池の稚魚たちです。三色については、例年と比べると、虎仔(たぬきと呼ばれる方もいます)の数が少ないような感じを受けます。「(虎仔は撥ねるから)良いこと」という方もいれば、「墨が少ない」という方もいます。いずれにせよ、三色に限って言えば、一選や二選で’出来’が分かるはずがありません。気長に見守っていくつもりです。紅白は間もなく緋盤が出始めるところです。目を凝らしてみると出てきていることが確認できる稚魚もいます。紅白、三色ともに、あと2週間ほどで選別に入る予定です。何度もいいますが、今から楽しみです。

5月30日(木) 雨後晴 13度〜17度 <稚魚の成長具合>
今年の当倶楽部は2箇所で稚魚の育成を行っています。一箇所は、昨年、一昨年と使用したもの。もう一箇所は、現在、室内池がある場所と同じ場所に新設されたものです。新設稚魚池は、ゴムシートを敷き、その上に土を載せた完全人工バージョンのもので、前にも本ブログで記たように、ミジンコは大量発生しているものの、透明度がかなり高いです。他方は、透明感はあるものの、栄養がたくさんあるのか、少し緑色っぽい感じです。
今、少しだけ管理人の頭を悩ませているのは、新設稚魚池の毛仔の育ち具合です。新設稚魚池は山の山頂部に造成したため、風通しと日当たりは抜群なのですが、はっきり言って「寒い」です。水温も低そうです。室内池と同じ敷地に位置しているわけですが高低差が50mほどあり、室内池付近の気候と稚魚池付近の気候とでは全く異なります。時間距離にして1分足らずなのですが、「こうも違うのか・・・」とビックリしているのが現状です。池に入れてから、3週間と3日経ちましたが、あと2週間足らずで第一選別に入れるか、少しだけ不安になってきました。太陽が出てしまえば、すぐに暖かくなるのが新設池の特長です。ゴールデンウィークに体験したようなポカポカ陽気が続かないかと切に願う管理人であります。


5月28日(月) 晴 10度〜20度 <久>
世間の喧騒を横にダイアリーを書き綴っています。久しぶりのダイアリー更新となってしまいました。先週は月曜日から、新潟に今年の2歳立て、3歳立ての鯉を運びました。3年目ともなると流石に量も増えていき、今年は、4トン車2台での運搬でした。片道、約7時間の道のりは、ハンドルを握ってくださった方々に敬意を表します。ちなみに、管理人は、(4トン車には2人しか乗れないため)伊丹より飛行機で移動させていただきました。ある程度、雌雄の判定はしておきましたが、トラックに長い時間揺られると、白子を出しやすくなるらしく、野池に入れる前に再度、雌雄判定をして放ちました。(それでも100%とは行かないでしょうが・・・)
2歳立ての総数は、新潟で320本、地元で60本の合計380本。3歳立ては85本。4歳以上は、鯉屋さんに預けっぱなしで、野池入れとなりました。今年の当歳は当たり年だったようでたくさんの2歳が残りました。ほとんどが紅白ですが、今から秋が待ち遠しいです。
室内池のあるほうでは、第三ステージの産卵準備と選別準備が並行して進められています。第一ステージで放した稚魚たちは、本日でまる3週間となり、あと2週間もすると第一選となるわけです。全部で9面の稚魚池ですが、それを終えると、第二ステージの第一選。そちらの稚魚池は5面。その次は、第一ステージの第二選。それが終わると・・・・・。という具合に、選別リーグに突入し、日々選別を繰り返す毎日となります。こちらも結構楽しみです。
鯉だけに集中できれば、それに越したことは無いのですが、管理人の本業は別にあり、慌しく時間が過ぎ去っていくような気がします。楽しく、忙しく、体を動かし、管理人の脂肪が落ちてくれれば二重の喜びなのですが・・・。


5月18日(金) 曇 12度〜23度 <今年の計画>
来週には当歳、二歳を野池に入れるのでその準備で忙しく動いています。二歳立て、三歳立てはそれぞれ350本、75本ほどをします。野池は主に新潟ですが、もって行くのも大変ですし、持ち帰る時は大きくなっているでしょうから、「倍」大変でしょう。
さて、今年の当倶楽部の産卵計画は、大きく3つのステージに分かれます。第一ステージでは紅白3腹、三色2腹、第二ステージでは紅白2腹をそれぞれ産卵させ、合計14面の稚魚池に放ちました。。第三ステージでは、所謂二毛作というやつで、第一ステージの稚魚の選別が終了し、稚魚池が空いた時点で行い、紅白2腹をとる予定です。ですから今年の当倶楽部の親数は、計9腹とかなり大掛かりなものとなります。9腹中7腹は紅白。以前、宣言していた通り、主力は紅白です。メス親は違うものの、共通するのはオス親です。紅白のオス親はほとんどを2本だけに頼っています。今年の出来不出来はオスの双肩にかかっているようなものです。来月10日前後が、第一次選別開始となります。昨年とは異なり、稚魚池数及び産卵腹数が増えたために6月〜8月はほぼ休みなしに選別が続くでしょう。多忙を極めるでしょうが、多忙が好きな管理人にとっては嬉しいことです。毛仔の数で言うと、放流時点では約200万匹ほどを育てるわけですが秋にナンボ残っているか・・・・。楽しみであり、不安でもあります。


5月17日(木) 雨後晴 12度〜18度 <減らない毛仔>
第二回の産卵が成功裡に進んでいることは昨日報告の通りです。当倶楽部の稚魚池5面に早速10万/面ずつ放してきたもののそれでも孵化槽の中は毛仔でたくさん。新潟の某鯉屋さんにも50万匹ほど送りましたがそれでもまだ20〜30万ほどはいるでしょうか。これらの毛仔の処遇については秘策がありますが、あくまで秘策ですので、ダイアリーでは伏せておきます。
錦鯉の世界では、選別で捨てられるものは、二度と拾われ、成長することは許されません。残酷なようですが仕方が無いことです。しかしながら、人間の世界は違います。一度、篩いから落とされても命ある限り、這い上がるチャンスは残されています。「一生、チャンスは無い」と神様から確約されてしまえば、人は自らの命を絶ってしまうかもしれません。でも、努力すれば、必ずチャンスは来るものと信じます。また、それも失敗するかも知れませんが、その次もあるはずです。今、管理人の知り合いが、大きな過ちを犯し、大変なバッシングを受けています。過ちの事象だけを取れば極悪人のように報道されていますが、彼をよく知る管理人にとって、とても真面目でおとなしい性格の良い若者です。若い彼にとって今が、これまでの人生の中で最大の修羅場かもしれません。彼が、大いなる反省をし、もう一度立ち上がっていくことを願ってなりません。人と鯉は違うのですから・・・。


5月15日(火) 晴 9度〜20度 <運、不運・・・・>
来週の野池入れは、新潟の預かり鯉を入れると総数1000本近い数の大移動となります。小さな鯉ばかりならまだしも、最低でも30cmはある鯉ですから、今から準備を整えていかなければなりません。移動当日は、長距離輸送となるために、早朝から積み込み、そしてすぐに移動を開始しなければなりません。その準備に追われているところであります。
さて、先週の木曜日に2回目の人工産卵を実施したわけですが、こちらの孵化率はすこぶる好調です。キンランに卵を付着させる時には、卵が白っぽく見え、(前回の失敗を思い出し)嫌な感じがしたのですが、日曜日に発眼し、月曜日からはいっせいに孵化し始めました。その後も孵化は続き、毛仔の数がどんどん増え続けている状況です。ということで二回目は大成功となりました。当倶楽部は、6月にも3回目の産卵を行うつもりでおります。今回のような成績に終われば問題ないのですが・・・・。
産卵の成功の可否は、運です。人間の世界でも同じようなものでしょうか。不運に見舞われている人間もいますし、それが管理人の知り合いだったりすると悲しいものです。


5月9日(木) 晴 11度〜27度 <文化の違い。国の損。>
暑い暑い一日でした。室内池にいるとその暑さが身にしみます。寒暖計は40度を振り切っているわけですから仕方が無いことですが・・・。
未だ本格的な販売はしていないものの数人の方には鯉を販売しました。もちろんその中には外国人も含まれています。そこで首題について語るわけですが、外国の方と商売する時には、管理人は対日本人とは違った趣で対処します。それは、管理人自身、日本代表ではないですが、背中に日本を背負っている気持ちで、外交的に恥をかかないように最善の気を配るからです。
日本人に対しても、もちろん騙すような商いは絶対にしませんが、万が一、外国人に対して、騙すような商売を行った時には、「日本人は信用できない」と海外で日本の悪口を言われるのを極力避けたいと言う想いがあります。
現在、北米とアジアの国の方に鯉を販売し、輸出しましたが、双方共に未だ入金がありません。新潟のトレーダーの方には、「外人と商売を
する時には必ず前金でもらわなければならない」とご忠告をいただきましたが、ご忠告を無視した管理人は現在の所、損を蒙る確率が高いわけです。金額的には、たいしたことは無いのですが、管理人が思うに、結果的に損をするのは、国そのものであるような気がしてなりません。基本的には支払いをしない個人の外国人が悪いわけですが、(人間性の問題だと思うのですが)恐らく今後、この国の方とは商売をしませんし、各所で、この話をすることもあるでしょう。
世界の国の中には、「騙してでも設けた人間が勝ち」という文化があるのでしょうか。確かに「勝てば官軍」などという諺もありますが、日本人である管理人は人を騙してでも自分が得しようなどとは思いません。恐らくほとんどの日本人が同じような考え方をしていると思います。生活ができている限り、清貧でいたいものです。「騙してやった」と自慢するような人間は最後には絶対に大きな損をするはずです。それよりは、「騙される」人間の方が好きなのは管理人だけでしょうか。
子供のころ、親からは「お金をなくすことは小さな損失。信用を無くすことは大きな損失」と教えられました。外国にはその文化が無いのかな・・・・。
日本人で良かったと思う管理人であります。でも、旅立っていった鯉だけは大事にして欲しいと願っております。無理かな・・・・。信用できる方は鯉も大事にするでしょうが、お金第一主義の方は、商品としか思わないのかも・・・。可哀相な鯉たちです。(涙)


5月7日(月) 晴 13度〜19度 <管理人は口ばかり・・・>
忙しいといっても、スタッフが一人増え管理人が手を出すことはほとんどなくなりました。GW中も毎日池は覗きに行っていたものの重労働となる作業は無し。「他人に厳しく、自分にはめっぽう甘い」性分が暴露されつつあります。さて、今年は新設した稚魚池10面(内、2面は事情により使用不可)と昨年度まで使用していた8面(内、3面は使用不可)に毛仔を入れ始めました。先ず、新設稚魚池6面に放流、その後、既設の稚魚池1面にも放流してきました。「これから始まる」という実感が一番湧く作業でもあります。ただ、既設の他の4面は、モグラの穴塞ぎに大変苦労しています。堰堤には無数の穴が開いており、一度はつぶして仕上げたものの、やはり水漏れがするため、本日より再度、前回よりも念入りに補修作業です。先ず、穴の開いた部分をぶち壊し、これまでは泥だけを挿入していたのですが、そこにベントナイトを突っ込み、更に上から厚めの泥で塗りたくるという作業を繰り返しています。大人4人朝から作業を始め、1日でようやく一面の補修が終了。残り、3面は明日以降の作業となりそうです。明日は、孵化が遅れていた三色を新設稚魚池一面に放流する予定です。


5月1日(月) 雨後晴 10度〜18度 <生と死と合格、不合格>
疲れました。管理人自体はたいした作業せず、そのほとんどをたくさんの方々にサポートされながら当倶楽部の産卵が終了しました。今年も人工産卵を行い、たくさんの卵が孵化を待っている状況です。紅白3腹、三色2腹の合計5腹を取ったわけですが、例年より早く、午後8時半ころからメスが卵を出し始め、最終のメスが卵を出したのが、午前1時位だったでしょうか。いくつかの自慢のオスに振り分けながら人工授精を行うため、作業は慌しく次々と行われ、結局全てが終了したのが午前4時ころだったと思います。結果は?という問いには、考える時間が必要です。プラス面から考えると、二つ。「1.全てのメスが卵を出したこと。」「2.全てのオスが精子を出したこと。」以上2点。マイナス面は、初腹の2本です。1本は、1.8kgという超大量の卵を出しながら、難産だったせいか、卵巣に水が入ってしまったようで、未受精卵多数の模様。もう1本は、卵をたくさん産み、たくさん受精したと思われますが、今朝方死亡を確認。この世を去ってしまいました。プラスマイナス総合すると、今後の孵化率次第でしょうか。5割孵化すれば合格。それ以下だと、不合格。いずれにせよ、産卵で100点満点を取ることは難しいようです。当倶楽部の産卵は、数週間後に現在の当歳の親を使って卵をとる予定です。後は孵化の勝負です。水を壊さぬよう慎重に卵を見守っていきます。


4月27日(金) 晴 3度〜16度 <三度目の正直>
今週末から仔取り作業を始めます。早いもので、当倶楽部も3度目の仔取りとなります。2年前の初体験時とは様相を異にした方法で行われる予定です。本来ならば、静かにとり行われるのでしょうが、今年はご参加いただける方が多数いるようでして、総勢10人弱になるでしょうか。実作業をするのは3人程度ですからその他の方々は見学ということになります。深夜〜早朝での作業となるでしょうから、管理人は別室でビールでも飲みながら、気長に待つつもりでいます。今年こそは大成功の仔取りとしたいものです。


4月25日(水) 雨後晴 11度〜15度 <カウントダウン>
3回目となる仔取りのカウントダウンが始まっています。例年よりも1ヶ月早いために、掛け合わせる水槽にお湯を投入しなければと気にしていたところですが、晴の日が続くようで、晴れてしまえば22、3度まで上昇することでしょうからその必要は無くなりそうです。(ちなみに本日の水温は20度でした)
そして、オスメス投入(掛け合わせる)の水槽、メスを休ませるための水槽、孵化のための水槽とそれぞれの水槽には水を蓄えました。当然ながら新水を使うわけですが、水道が通っていない当倶楽部は、今年の仔取りに関しては使用する水つくりに細心の注意を払いました。約3ヶ月程前から210トン池に新水をため始め、鯉を入れない状態で強制ろ過等のろ過を運転。途中、ベントナイトで浮遊物を凝集沈殿させ、2週間前にはマラカイトグリーンで消毒。各水槽に移す際には、ハウジングろ過をした後、紫外線殺菌灯を通しました。おかげで、水はかなりの透明度を持っています。現在、当倶楽部でできる限りの処理は施したつもりです。水が張り終わると、産網をセット。掛け合わせる水槽には3m×3m、休ませる水槽には2m×3m、孵化水槽には1.6m×1.2mの網を張り、エアレーション開始。孵化槽については、受精卵が入るまでは、殺菌灯とハウジングで循環ろ過を継続させます。
仔取りに関してはかなり気合が入っている管理人でありますが、空回りせぬよう気をつけます。昨年、一昨年と合格点と半分は失敗しているために、今年は何とか4腹くらいはたくさん孵化して欲しいと願っております。


4月24日(月) 晴 4度〜16度 <久しぶりの更新です>
本当に久しぶりの更新となり、情けなく思っております。当HPを更新もせずに、ウロウロと何かしていました。新潟で開かれました若鯉大会にも見学に行きましたし、仔取りのための準備も着々と進めておりました。一日の大半を鯉のために割いていたように思います。個々まで長い間更新をしなかったのは初めての経験ですが、理由は、少しだけ落ち込んでいたことでしょうか。
当倶楽部は一昨年から、ほぼ「ド」のつく素人集団で運営されてきました。当然のことながら、要所要所にはプロの方のアドバイスをお聞きしたわけですが、基本的には、管理人を含む二人のド素人で運営してきたわけです。2年間が経過し、それにも限界を感じていた時に、運良く、プロの方と遭遇することができ、当倶楽部で働いていただくことになりました。(これは本当にラッキーなことです)非常に真面目で鯉に対する見識が深い方で、あまり多くを語らない方ですが、本音の意見をバシバシと管理人にぶつけていただきました。内容を総括すると、二点。
一点目は、当歳のデキに関しては良い。二点目は、オス親は素晴らしいがそれに見合うメス親とは言い難い。二点目が、管理人をどん底に落とし込みました。「いい親」と思っていた矢先の発言でしたので、30分くらい悩んだものです。(長い時間、悩むことは体力的に限界です)それで、出した結論は、「なければ持ってくればいい」という単純なものでしたが・・・・・。
早速、新潟の業者の方に頼み、何本か当ってみるも、やはり、親鯉となると立て鯉とは違い、こちらの要求と合致する親は皆無です。100点満点は無理とし、合格点ならばと言うことで当ってみても病気だったり、信じられない値段だったり、売ってくれなかったりと困難を極めました。今年使う親は数本は決定しているのですが、「勝負してみたいメス親」は未だ不在です。
昨年並みで良しとしなければとアドバイスされたりしますが、管理人は欲深い人間であるため、「より良いもの」をついつい求めてしまいます。仔取りまで後数日間、残すツールを使い、探し続けます。駄目なら、来年に向けて探し続けるつもりです。
蛇足ですが、何をメインにするか悩んでいた当倶楽部ですが、メインは紅白になります。14面ある当歳池もそのほとんどを紅白で埋めるつもりです。体型のしっかりした艶のある紅白を生み出すことを目標に今後はがんばっていきたいと思います。


4月3日(火) 晴 5度〜7度 <王制復古>
政治家もテレビに出すぎるようになると、終わりかなと思う今日この頃です。日本を代表する国会議員が一司会者如きの意見に対して文句の一つも言えず迎合するような社会にいつからなってしまったのでしょう。
正確な数字は分かりませんが、日本国民は膨大な借金を抱えているそうです。利息だけでも天文学的な数字で増え続けていると聞きます。このことを例えるなら、あるだけの財産を使うだけ使いまくり、それでも足りず、莫大な借金をして道楽をし尽くし、死んでいったおじいちゃんがいた家庭と同じです。残された家族はおじいちゃんの借金を返すために死に物狂いで働こうとしますが、孫の代までなると(当然ですが)その意欲も無くし、フリーターと化し、どうにでもなれと自暴自棄になってしまいます。責任はもちろん、道楽し続けたおじいちゃんにありますが、責任を取る前に他界してしまったがため、責めることもできません。何て悲しい家族なんでしょう。
代議士の平均年齢は知りませんが、大分高齢なことは確かです。でも未だに、(前記例えの中の)ご存命のおじいちゃんが国会議員の中にいます。彼らが、老人福祉を声高に叫ぶことに恥の文化は存在しないのでしょうか。責任問題にされないだけでも良しとし引退すれば良いのに。
管理人も若くはありませんが現在の若者でも優秀な人材は山のようにいると思いますし、大学でスポーツのコーチングをしていて彼らの勤勉さには正直驚かされました。若い方の負担を少しでも軽くするような政策を行えば、若いフリーターの方のやる気も出てくると思いますが・・・。夕張の破綻のニュースはたくさん流れていますが、当時の市長、議員に責任があることは明々白々です。でも、そういった立場の方々がたくさんいるために、「私の責任でした」などということは言いません。無責任です。刑事事件では、数千万円以上のサギだと懲役刑が課せられるような量刑をしています。途方もない金額の詐欺事件のようなものですから、「全員刑務所に行ってください」というのは過激すぎるでしょうか・・・。歴史を振り返る限り、悪政性を敷いた指導者はかなり処刑されているのですが。これも過激すぎますか・・・。


4月2日(月) 晴 9度〜14度 <仕事量と鯉>
’どこでもドア’が欲しいと思う管理人です。移動の時間が本当にもったいないと最近つくずく思います。しかも、当倶楽部の池はFOMAの通信圏から除外されているようで、鯉用にAUもそろえましたが、仕事の電話はどうしてもFOMAにかかってきてしまいます。そこで、下界に下りると着信履歴を示すメールが嵐っている状態。鯉用のAU番号は鯉関係者にしか教えたくありませんし、といっても仕事もしなければいけませんし・・・・と思い悩んでいるところです。管理人の本業の仕事量は今が適量なようで、半分、鯉に時間を割いてしまうと、残り半分の時間は倍忙しくしなければなりません。いっそうのこと’池の横にデスクを並べたろか’とも考えていますが湿気が多いし、遠いしとなります。
たわいも無いことはこれまでとして、久しぶりに当歳の様子が変です。4つある当歳池のうちの2つが何となく元気がありません。その中でも容態の悪いものを取り上げると、口腐れっぽい感じになっていました。早速、当該鯉は塩+パラザンで薬浴開始。池全体にも0.6%の塩水浴をはじめました。もちろん餌は切ります。水質は悪くは無いとは思いますが、餌のあげ過ぎかもしれません。餌あげは楽しいのでどうしてもやりすぎてしまう傾向があります。分かっていながらしてしまうのですから猛省です。何度同じ過ちをしたことか・・・・。次こそは我慢すべきと猛烈に自戒する管理人です。